メンバー企業
- SONY クリエイティブセンター
- パナソニック デザイン本部
- 富士通デザインセンター
- 日本電気株式会社 コーポレートデザイン部
- セプテーニ デザイン推進室
AIやIoTといった新たな技術の発展に伴い、これからの経営人材にも新たなニーズが生まれています。「新しい時代に新たな価値を創造できる起業家」の育成を行い、「新領域での研究」を推進することが今後はより求められていきます。一橋大学には、これまでに集積してきた「デザイン思考,デザイン経営」と「ビッグデータ,ソーシャルデータ等の情報学」の知見があります。同センターの活動を通じて、これらの視点を組み合わせ、デザイン・イノベーションの創出を目指します。
一橋大学では、2021年度から「データ・サイエンス」を含む情報学や「デザイン思考,デザイン経営」の視点を組み合わせた学部横断型の教育プログラム(データ・デザイン・プログラム)をスタートさせるべく、準備を進めています。そうした社会の改善に寄与する教育プログラムの開発のほか、「デザイン経営の標準KPI策定」や「プラットフォーマー企業」に関する研究を担う、学部・研究科横断的な組織がこのセンターです。
データ・デザイン研究センターでは、以下の5つのテーマについて重点的に研究を進める方針です。
360度ステークホルダー調査をベースにしたデザイン組織のKPI測定方法の標準化とその実効性の検証をする。
また、公共セクタでのデザイン関連業務の実態把握とその社会課題解決に関する研究を推進する。(科研費基盤B課題番号)
2023年12月、当研究のための【2023年度:第三次調査】社内調査の参加大企業の募集中です。
どのようにすれば知識や関心のなかった人にデザインを身につけさせることができるのか?という問いに対しての多摩美術大学永井一史教授によるプログラム。多様なデザインに関する専門家によるデザイン基礎に加え、後半は実務家によるデザインの応用で構成される。高度デザイン人材が求められている現在、その第一歩としてデザインリテラシーやデザインの可能性を理解することを目的にしている。本講義でのデザインとは、製品/サービス全体やそのユーザー接点を設計する行為全般を指す。何故デザインを学ぶことが必要かは、魅力的な製品やサービスかによってユーザーにとっての価値が変わり収益性や企業経営が大きく左右されるからである。また新しい事業を発想する創造性教育としてもデザインは重視である。
「デザイン思考」は単なる手法ではない。しかしむしろそれゆえに、あえて手法として広く普及させることで深い概念を理解する人が増えるという側面もある。各種教材の開発や、人間中心設計機構(HCD-Net)との協働で手法理解の認定制度の開発などについて研究を進める。
The International conference on persuasive technology 2024に参加します。
本学会では、台湾、スウェーデンの研究者とワークショップを共同開催します。
2か月に1回程度のペースで、本学千代田キャンパス(東京都千代田区一ツ橋)で、参加企業の研究者、本学研究者・大学院生などで、研究報告・検討会を実施していきます。